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住まいStudio(新宿)に行ってきました!

2024.03.22

こんにちは♪

 

先日、住宅事業部のスタッフで、

東京ビッグサイトと新宿のLIXIL 住まいStudioに行ってきました!

今回は「住まいStudio」で実際に体験した内容をご紹介します。

 


 

「住まいStudio」は、健康的で気持ちの良い家とはどんな家かを、実際に夏と冬の室内環境を一年通して体験できる施設となっています。

それでは、さっそくStudioの中に入っていきましょう!

 

最初にエントランスに入り、家づくりで大切な「壁と窓の重要性」や「冬のあるある体験談」など映像や数値を通して学んだ後に実際に各部屋を体験します。

 

まず「Studio‐冬‐」を体験!

こちらでは、大きな冷蔵庫の中に3つの異なる家があります。

冷蔵庫の中を、冬の外気温0℃を想定して、家の中は20度のエアコン設定で、エアコンをつけている部屋と、つけていない部屋の窓際や足元の寒さを、断熱性能が異なる「昔の家」「今の家」「これからの家」という順番で比較体験します。

 

最初に、昔の家(省エネルギー基準:昭和55年基準)を体験。

断熱材:グラスウール / 窓:アルミサッシ 単板ガラス / 換気:なし

入ってすぐ感じたことは「寒い・・・」スリッパを脱ぐと足元からひんやり感が伝わり、窓も外の冷気そのまま伝わって冷たくなっています。隣のエアコンがついていない部屋やトイレは更に寒く、祖父の家を思い出します。

 

次は、今の家(省エネルギー基準:平成28年基準)を体験。

断熱材:高性能グラスウール / 窓:サーモスL low-E PG / 換気:給気・排気ファン

「昔の家」と比べると暖かいものの、それでも足元は寒い・・・給気箇所から外の空気(0℃)が入ってきていて、お世辞でも快適とは言えません。

エアコンのついていない隣の部屋やトイレも、やはり寒さを感じます。アパートと似ていますね。

 

・これからの家(HEAT 20 G2)

断熱材:硬質ウレタンフォーム / 窓:TW Low-E PG (アルゴンガス入り)

換気:第一種熱交換換気(エコエア90)

入ってすぐ、2つの家と快適さの違いがよくわかります。

床や窓に触れても外からの冷たい冷気は感じられません。

また、隣の部屋やトイレに行っても、温度差はそれほど感じられません。

 

3つの家をサーモカメラでみると、一目瞭然。

「昔の家」や「今の家」では床や壁、窓際など冷たく、上下の温度差もあります。一方「これからの家」は室内がある程度均一な室温なのがわかります。小さなお子様が窓側で寝てても風邪をひく心配はありませんね!

また、「これからの家」ではエアコンがついていない部屋でも、温度差を少なくしヒートショックへの対策にも繋がります。

 

こちらは、外から室内をサーモカメラで見たものになります。

「昔の家」や「今の家」では、室内の暖かさをガラスやサッシを通して逃げてしまっているのがわかります。「これからの家」では熱を逃がさず効率よく室内を暖めることができています。

 


そして「Studio‐夏‐」では、

真夏のリビングの日差しと室温を体験します。

 

日差しはライトで再現しており、南側の掃き出し窓から強い日差しが入り込んでくるのを、オーニングでさえぎることが大切になります。

南側は、夏では暑い日差しをカットするなどの対策が必要となり、冬では暖かい日差しを多く取り入れられるよう窓を大きくすることが重要になってきます。

また西側は、強い日差しが西日となって窓から奥の方まで入り込んでしまうので、窓の大きさなども考える必要があります。

 

季節によって太陽の高さや日差しの入る角度が異なるため、夏と冬とで対策が必要ですね。

 


 

断熱性能の高い「これからの家」は建築費としては「今の家」より高くなってしまいますが、35年住み続けた場合、試算ではありますが光熱費などを含め生涯住居費は安くなります。

また、断熱性能は費用面だけでなく、健康面でも各疾患の改善など研究結果も発表されています。詳しくはこちらをご覧ください。

 

新築は全て「快適な空間」と思ってしまいがちですが、一度建ててしまったら普段の生活では目に見えない断熱材や窓の種類によって、違いを体験できるいい機会になると思います。

 

また、上越市三ツ橋のモデルハウスは国の基準を上回る性能(HEAT 20)を体感いただけます。是非その快適性をご自身で体感してみてください!

「LIFE in+」のモデルハウスはこちらからご覧ください。

 

今回のブログを読んで、少しでも家づくりの参考にしていただけたら嬉しいです😊