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屋根や外壁に使われる、人気の「ガルバニウム鋼板」とは?

2023.11.17

こんにちは。スタッフの田原です👩

住宅の外壁や屋根に使われる建材として、近年人気を集めている『ガルバリウム鋼板』

スタイリッシュなデザインはもちろん、その優れた性能にも魅力に感じ、

住宅を建てる際に採用する方が増えています。

今回はそんな『ガルバリウム鋼板』とは何なのか、

メリット・デメリットも含めて紹介していこうと思います。


ガルバリウム鋼板とは、ガルバリウムという合金でメッキされた鋼板※のことです。

(※鋼板…板状の鋼。鋼は鉄より強くて硬い上に、加工もしやすい性質になっている。)

ガルバリウムの成分は、「アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%」 となっています。

アルミニウムの『耐食性』と亜鉛の『防食作用』により、長期にわたり錆を防ぐことが出来るなど、従来品より優れた面が多いのが特徴です。

トタンなどの他の建材に比べて、ガルバリウム鋼板は耐用年数が長い傾向にあります。

どのくらい長持ちするかは、製品や住環境によって異なるため、全てが同じくらい長く持つとは言えませんが、定期的(10~15年に1回程度)にメンテナンスを行うことでより長持ちさせることができます🏠

ガルバリウム鋼板は、金属製の建材の中でも特にサビに強いと言えます。

金属でできている素材のため、全くサビが発生しないわけではありませんが、トタンやアルミなど他の金属に比べると、そのサビにくさは数倍以上です。

ガルバリウム鋼板は軽量であるため、耐震性に優れています。

外壁や屋根にガルバリウム鋼板を採用し軽量化することで、建物にかかる負荷を軽減され、耐震性が高くなります。

金属ならではのシャープでスタイリッシュなデザインが、ガルバリウム鋼板の魅力の1つかと思います。

カラーバリエーションも豊富で、他の建材では難しい『暗色』カラーも存在するため、人気が高くなっています。

メリットで紹介した通り、ガルバリウム鋼板がサビに強いのは間違いありませんが、全くサビが発生しないわけではありません

例えば、沿岸部や工業地帯などの環境下でガルバリウム鋼板を用いると、塩分や排気ガスの影響でサビが発生するリスクが高くなります。

ですので、どうしてもガルバリウム鋼板を採用したいという場合は、住宅を建てる場所の周囲の環境をきちんと考慮する必要があります。

ガルバリウム鋼板はその特徴である『薄さ』により、外部からの衝撃に弱く凹みやすいという性質を持ちます。

ボールが強く当たるだけでも凹んでしまうため、「お子様が外でボール遊びをする」「近くの公園で子どもがよくボール遊びをしている」といった場合には、注意が必要になってきます。

一度凹んでしまうと元に戻すことができないため、上記のような場合でのガルバリウム鋼板の使用はオススメできませんが、どうしてもガルバリウム鋼板を採用したい場合は、凹みにくいタイプ※を選ぶという手もあります。

(※凹みにくいタイプ=厚みがある(0.35mm以上)+波型のデザイン)

ガルバリウム鋼板はカラーバリエーションが豊富な一方で、デザインのバリエーションは少ないというデメリットがあります。

特に外壁は建物の印象を大きく左右するポイントの1つであるため、「様々なデザインの中から選びたい」という方も多いと思います。

外壁材のデザインのバリエーションにおいては、レンガ調やタイル調などのデザインの再現性が高い『窯業系サイディング』の方が優れていると言えます。

ですが、シンプルでスタイリッシュな外壁がお好みの方には「ガルバリウム鋼板」はおすすめになってきます✨

ガルバリウム鋼板は薄い金属素材であるため、断熱性はほとんどありません。

また、音や振動が伝わりやすく、雨音が響きやすいのも少し残念なポイントです。

しかし、近年は『断熱材一体型』のガルバリウム鋼板の製品も多く扱われており、断熱材があることによって「断熱性」はもちろん、「遮音性」の面においても、雨音が響きにくくなり、快適に過ごすことができます。


「ガルバリウム鋼板」を用いた住宅は、そのスタイリッシュな見た目で

街で見かけても一際目を引くオシャレで独特の雰囲気があります。

見た目だけでなく、その優れた性能も魅力ですが、

デリケートな部分もあり、適切な使用とメンテナンスが大切です。

今回のブログを読んでいただいて、「気になるけど、選ぶかどうか迷ってしまう」という方は、

施工業者にぜひ相談してみてください!